Pythonの練習 / 小さく作る

Python入門の次に何を作る?CSVの作業記録を集計する小さな練習

標準ライブラリだけで、3行のCSVを読み、条件に合う作業時間を足す練習。コードを変えて結果を予想し、入門書の文法を小さな処理につなげます。

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開いた本とノートPCを並べて学習するデスク
本とPCを並べた学習環境のイメージ。掲載書籍の本文ではありません。

FIRST, THE ANSWER

まず、ここから判断する

最初の課題は、入力と正解を目で確認できる大きさにします。この記事では3行の架空データから、開発作業だけの合計時間を求めます。読み込み・条件・数値変換を分けて説明できるか試しましょう。

01

文法を読んだところ

短い処理を動かし、一行ずつ役割を確かめる。

02

何を作るか迷う

小さな表から、欲しい数字を一つ出す。

03

コピーして終わってしまう

入力を一つ変え、出力を予想してから実行する。

条件に合う候補と購入先を見る ↓

POINT 01

まずは3行の作業記録から、開発時間だけを足す

練習に使う架空の作業記録
taskcategoryminutes
APIdev40
Testdev20
Notesdocs15

欲しい結果は、categoryがdevの行のminutesを足した60です。人の目でも答えを計算できる小さな表を使うと、コードが動いたかだけでなく、結果が正しいかまで確認できます。実務の大きなファイルへ進むのは、この関係を説明できてからにします。

この練習は変数、条件分岐、繰り返しを学んだ後の確認用です。forやifの意味がまだ分からなければ、入門書の該当章へ戻って構いません。コードを読めないまま、ライブラリを追加して機能を増やす必要はありません。

確認資料:Python公式:チュートリアルの対象読者と学習範囲

POINT 02

ファイルを作らず、文字列からCSVを読み込む

初回はファイルの保存場所で迷わないよう、CSVの内容をコード内の文字列に置きます。StringIOはその文字列を読み取り用のデータとして渡す役割、csv.DictReaderは先頭行を列名として扱う役割です。Python 3の標準ライブラリだけを使います。

CSVから読んだminutesは文字列なので、intで整数へ変換してから足します。categoryがdevのときだけ加算する条件を入れ、結果を表示します。以下は当サイトで作成し、掲載する出力になることを実行確認した例です。

Python 3で実行する、架空データの集計例
import csv
from io import StringIO

text = """task,category,minutes
API,dev,40
Test,dev,20
Notes,docs,15
"""

total = 0
for row in csv.DictReader(StringIO(text)):
    if row["category"] == "dev":
        total += int(row["minutes"])

print(f"開発作業: {total}分")

期待する結果

開発作業: 60分

確認資料:Python公式:csv — CSVファイルの読み書き

開いた本とノートPCを並べて学習するデスクあわせて読むPython入門書を2冊比較|ふりがなプログラミング改訂3版と独習Python第2版読み方から始める本と、体系的に学ぶ本を比較する。記事を読む

POINT 03

一度に一か所を変え、結果を予想する

集計が動いた後の練習問題
変更期待する合計確かめること
Testの20を25へ変更65分値を変えると計算が変わる
Notesのcategoryをdevへ変更75分条件に合う行が増える
Notesの15を100へ変更60分のまま条件に合わない行は足されない

表の変更は、それぞれ元のコードへ戻して一つずつ試します。前の変更を残したまま次へ進むと、期待する値も変わるためです。出力が予想と違ったら、入力、条件、足している値の順に確認してください。

次に、数値欄を空欄にすると何が起きるかを学習用データで試す方法もあります。この例は入力が正しい前提なので、そのまま業務用の集計には使えません。エラー処理や欠損値の扱いは、基礎が分かってから追加する課題です。

POINT 04

本へ戻る章を、できなかった操作で決める

forで全行を読む流れが分からなければ繰り返し、devだけを残す理由が分からなければ条件分岐、intが必要な理由が分からなければ型の章へ戻ります。どの操作で迷ったかが分かると、最初のページから全部読み直さずに復習できます。

読み方から確認したい人は「Pythonふりがなプログラミング 改訂3版」、文法や標準ライブラリを広く学ぶ人は「独習Python 第2版」を比較できます。目次とサンプルで説明の前提を確認し、今できなかった操作を学べる本かを見て選んでください。

確認資料:インプレス:Pythonふりがなプログラミング 改訂3版 / 翔泳社:独習Python 第2版

COMPARE & CHOOSE

条件が合う候補を、購入先で確認する

必要な条件を満たす候補から、現在の価格・在庫・販売条件を確認できます。

購入前に、ここを確認

  • Python 3の学習用環境で実行する。
  • 元の3行から答えを手計算できる。
  • 変更は元のコードへ戻して一つずつ試す。
  • 分からない操作を、入門書の章へ対応させる。

よくある疑問

pandasを入れる必要はありますか?

この練習では必要ありません。Python 3の標準ライブラリでCSVを読み、条件と集計の流れを確認できます。

すぐに仕事のCSVへ使ってもよいですか?

この例は正しい形式の小さな架空データを前提にしています。実務では文字コード、空欄、不正な値、列名の違いなどへの対応を別に確認する必要があります。

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次の疑問も、ここで解決

参照資料と編集について

Python公式:チュートリアルの対象読者と学習範囲 ↗

Python公式:csv — CSVファイルの読み書き ↗

インプレス:Pythonふりがなプログラミング 改訂3版 ↗

翔泳社:独習Python 第2版 ↗

メーカー・出版社・公式ドキュメントの情報確認日:2026-10-24。商品や書籍の比較は公開仕様・書誌に基づき、実使用・実読の評価ではありません。計算例、確認表、学習手順は当サイトの編集によるものです。

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